革新的な原料配合技術により
開発されたフローリング。
エコストーンフローリング(SPC床材)
\ らくらく床張り替え /
SPC床材に関心を寄せて頂き、どうもありがとうございます。 ここではまずSPC床材に関する一般的な商品知識をご紹介させて頂きます。
SPC床材のコンセプト
SPC(Stone Plastic Composite)床材には、森林伐採や大理石の採掘などを減らし、地球資源の保護及び製造工程にも使用される室内にも有害化学物質及び有害重金属による環境汚染されないエココンセプトで込められています。
SDG’sの取り組みが盛んになった今日、脱プラ✖循環使用に寄与できる高品質のSPC床材が塩ビ100%の床材の次世代商品としてお客様に採用されることを願っております。
SPC床材の分類
SPC床材は、樹脂系床材に分類されます。
製品の主な製造工程
SPC床材は、約7割の天然大理石粉末と約3割の塩ビの粉末の配合で、高熱で原料を溶かしながら混錬し、金型から高密度の板状の基材(コア層)が押し出され、高熱のローラーにより意匠性の富んだ塩ビ印刷シート、塩ビ耐摩耗シートが同時に圧着され、水性UV塗布、裁断、サネ切りなどの製造工程を経て作られます。
エコストーンフローリング(SPC床材)
の特徴
製品の特長と用途をご参照下さい。
SPC床材の市場展望
中国林業中国林業産業協会の統計によると、2021年度SPC床材の販売量は4.25億平米に達しました。 SPC床材は新型床材として先に国外市場で普及され、この2年ぐらい国内市場で販売され、市場開発途中にあります。製品には、環境保護、木質感、基本性能、コストパフォーマンスなどが優れ、約10%の消費者に好まれ、今後伸びる余地が非常に大きいと展望しています。床材メーカーには製品の環境保護の属性を生かし、市場へのPRを強化し、市場及び消費者の認知度の向上につなげる努力をしてもらいたいです。
引用元:2021年度中国家居産業発展レポート(中国語)
中国市場において、2019年まで中国で生産されたSPC床材は欧米への輸出がほとんどでしたが、2020年中国国際床材及び施工技術見本市(DOMOTEX asia/CHINAFLOOR 2020)にSPC床材はグリーン建材として話題を呼んだ製品であり、中国国内市場での普及に大きな成果が上げられ、品質と価格では二極化が現れました。
2021年中国国際床材及び施工技術見本市(DOMOTEX asia/CHINAFLOOR 2021)ではSPC床材は、相変わらず注目されました。その用途は、リノベーション・リフォーム以外に、新築マンション。ビジネスホテル、オフィスビル、休暇村、店舗、グランピングなどに広がっています。
日本国内販売されている商品例
アサヒペン『JOINT-LOCK』の製品情報はこちら
https://www.asahipen.jp/products/view/25153アサヒペンECサイトはこちら
https://e-shop.asahipen.jp/shop/shopdetail.html?brandcode=000000001898SPC床材選びの注意点
価格で商品を選ぶ際に、次のようなことをご留意ください。- 安さだけで選んだ商品の見た目はきれいですが、分別があいまいなリサイクル塩ビが使われ、床材に有毒な化学物質及び有毒な重金属が含まれる恐れがあります。
- 分別があいまいなリサイクル材が使われた場合、環境温度の変化により製品の安定性(伸び縮みとそりが発生)が保てなくなり、経年劣化の速度が早くなる恐れがあります。
- サネが輸送途中でぶつけられたりすると割れやすいので、箱の内側に保護用の緩衝材が使われている商品を選びましょう。
- 商品のパケージに国際特許シールがついているものを選びましょう。
- 商品の説明に出ない構造仕様なども確認しましょう。
SPC床材のOEM先または特注先選びの注意点
商品選び上の注意点のほかに製品安全性の確認について、次のようなことをご留意ください。- 欧米の認証書以外に、欧州化学品庁(ECHA)による高懸念物質(SVHC)及び有害重金属に関するSGSテストレポートの有無を確認しましょう。
- 欧州連合の関連床材規格(EN)、中国国家規格(GB)、ISO規格、ASTM規格などによる製品の出荷検査テストの検査報告書の有無を確認しましょう。
- 発注する対象品は確認された工場で作られる保証の有無を確認しましょう。
SPC床材に使用されている
3種類の国際特許
SPC床材に使われている国際特許(ロックシステムまたはクリックシステム)は3種類あり、次のようにご紹介します。
バリング社(Valinge)
スウェーデン
サネ特許
ユニリン社(Unilin)
ベルギー
サネ特許
イノベーション4フローリング社(i4f)
アメリカ
サネ特許
各特許の特徴及び使用に関する動画
スウェーデンValinge(バリング)社の2G、5G-i、Gロッキングシステム
四方サネ斜め差し(全部2G)
長辺サネ斜め差し(2G)、短辺サネ上下叩き込み(5G-i)
ベルギーのユニリン社のユニクリックロッキングシステム
Unilin Uniclic locking system:四方サネ斜め差し
Locking technologies (3L TRIPLELOCK&CLICK4U):長辺サネ斜め差し。
短辺サネ上下叩き込み